他者の想いを踏みにじるあの人


まずはあの人のブログ、7月8日エントリ「今日のこーじアンテナ!(7/8)


http://nectaful.spaces.msn.com/blog/cns!AA6E9477F3628E9E!2726.entry


相変わらず焦点のズレまくった的外れな発言の羅列なのですが、
その中から以下の一文を抜粋・・・


 >極めてどうでもいい話だが
 >自分の同人ガンダム企画「000」
 >キャラの1人、バーンクレイアムール
 >ってのは、ウィッチブレイドの原作版
 >のクレイバーンムーア氏の名前のもじり
 >だったりする。だから乗ってるガンダム
 >が「エクスカリバー」だったわけね・・・
 >追:ムーア氏って確かアメコミのスポーン
 >初期シリーズの頃の作画に携わってて、
 >その後独立してウィッチブレイド
 >シリーズを始めたんじゃないかと思って
 >たんですが・・・間違ってたらゴメンなさい。


最初に書いた記事からコソコソ改竄されていますが、当初あの人
は”ウィッチブレイドの原作者クレイバーンムーア氏”と書いて
いました。 ここだけ読んでもアメコミ、USTOYに詳しい人達
なら既にお気付きと思いますが、クレイバーン・ムーア氏はウィッチ
ブレイドはおろか、コミック作画に関わった事は一切ありません。


私も多少の聞きかじりで「間違っている」とだけしか判らなかったので
軽く検索で調べました所・・・


ウィッチブレイド(アメコミ版オリジナル)
 原作:ディヴィッド・ホール
 ライター(脚本):ブライアン・ハバーリン
 アート(作画):マイケル・ターナー
 プロデューサー:マーク・シルベストリ
 出版レーベル:Top Cow


・・・とここまで判明。 ここまで調べるのに1時間も掛かりませんでした。
その後、2ちゃんねる、あの人に関するスレッドでもこのことが話題となり、
多くの方々に「間違っている」と指摘されている中、あの人自身がスレッドに
書き込み。 その中で興味深い一文を抜粋・・・


 >クレイバーンムーア氏を単なる原型師
 >だとか思ってるんじゃないだろか・・・
 >つかスポーンの作画の超重要な所を過去
 >彼がやってたって事すら知らないと思われるし


私「はて???”スポーン”???・・・そう言えば・・・」私の記憶の中で
ふと反応した何かを確かな物にするべく、更に検索をかけると・・・ある人物
にたどり着きました。


・・・アラン・ムーア・・・
最近公開された映画「V・フォー・ヴェンデッダ*1」の原作を始め、数々の名作
を生み出した、アメコミファンならばその名を知らぬ人はいないであろう作家
さんです。 で、彼が過去に手がけた仕事の中には確かにスポーンの特別編
とも言える・・・


 「Spawn:Blood Feud」
 「Violator」


・・・以上2作をトッド・マクファーレンと共に製作しています。


しかし、彼が過去手がけた作品を幾度か調べてみたものの、ウィッチブレイド
関わったと言う記録が出てこないです。 見つかりません。 かなり詳しい
資料も閲覧しましたが出てきませんでした。 どうやらウィッチブレイド製作に
アラン・ムーアは関わっていない様です。


ここまで書いた事から憶測出来るのは、
 あの人はアラン・ムーアをクレイバーン・ムーアと勘違いした
 あの人はムーアがウィッチブレイド製作に作画で関わっていると勘違いしている
と、こんな所でしょう。


それではあの人が「ムーア違い」をやらかした「クレイバーン・ムーア」とは
何者なのか・・・? このクレイバーン・ムーアと言う人はアメリカで有名な
「造型師」さんで、数年前に自社ブランド「ムーア・アクションフィギュア」で
リリースされた「ウィッチブレイド」のフィギュア原型を自ら担当されています。
このフィギュアは日本メーカーが正規販売した事があり、全国のホビーショップ
等で販売されたので、あの人の目にも止まる機会が容易にあったと考えられます。


つまりあの人は・・・
 フィギュアパッケージに記載さている「sculpted」=「原型担当」を
 「created」=「原作」と勘違いした
・・・と、考えられます。 今回のあの人の間違いは二重、三重と間違いが重なって
いるわけです。 幾ら何でも間違え過ぎな感はしますが・・・


あの人のブログを読むと作品のキャラ、俳優、スタッフ、作者、著名人等、名前の
間違いが多々見受けられます。 ヤフオクの出品説明文も幾つか説明に間違いが
確認出来ます。 あの人の間違い癖は今に始まった事ではありません。


この手の間違いをネット上でするのは特に問題視していません。 自身で間違いに
気付くなり、他者から指摘されて気付くなりした時点で速やかに訂正し、かるく
お詫びのコメントでも添えて置くだけでも印象は違うというモノです。 しかし、
あの人は指摘されて間違いに気付いても、上記の様に言い訳を連発し、なかなか訂正
しようとしません。 ある日忘れた頃にコッソリ訂正して最初からそう書いたかの
如く知らん顔する始末です。


これは、あの人がこの手の情報を自慢気に発する時、その情報に対してあの人自身、
興味だとか関心が欠片も無い事の証になります。 あの人の真意は「こんなに早く、
幅広く情報を取り入れている自分は賢い、凄い、カッコいい」と自身を大きく見せ
たいが為のアピールで引用しているに過ぎません。


あの人のHPに掲載されている「変身サイボーグの捏造レアアイテム解説」も「変身
サイボーグ」に対するあの人の愛情、情熱、興味といった物は微塵も感じられず、
「マニアにも知られていない、珍しいアイテムをゲットした自分って凄い凄い
カッコいい」と言う下衆アピール丸出しです。 こんな「嘘情報」を平気で掲載する
あの人に”本当の変身サイボーグファン(マニア)”や”メーカー”の人達は大変、
迷惑しているのが現実です。


「間違いだらけのヤフオク出品説明」も、そのアイテムを求める参加者に対する気配り
は無く、その結果、トラブルにまで発展した事が幾度かあります。


結局、あの人には「他人」が見えていません。 自身のパソコンの向こうに同じ様に
パソコンに向かっている「人」がいて、その「人」が何を「想い」何を「感じて」
どんな「気持ち」になるのか・・・ あの人は自身の発言で「他者がどんな感情を
抱くのか」と言う考察が出来ないのです。 「他者」に対する「配慮」「気配り」の
意思が著しく欠落しているのです。 間違いを多発しても平気でいられるのはその為
です。 あの人はその辺を自身でシッカリ自覚し、改善していかないと、今後も多く
の人達の「想い」を踏みにじり続ける事でしょう。


とりあえず、あの人は”ウィッチブレイドの原作版のクレイバーンムーア”の件を
ウィッチブレイドフィギュアの原型師クレイバーン・ムーア”に訂正して、意向
の戯言(追記含む)はバッサリ削除、間違っていた事に対して「勘違いしていたので
正しく訂正しました。 申し訳ありませんでした」でいいからお詫びコメントを
添えておく事を推奨します。 他者の想いを踏みにじり、恥をかき続けたいと言うの
なら、別に訂正しなくてもいいとは思いますが・・・


追記
あの人、コソコソと改竄。 以下の様に・・・


 >ウィッチブレイドの原作版フィギュア原型師
 >のクレイバーンムーア氏


 >追:ここ一旦削除。アメコミ系フィギュア誌
 >をもう一度調べてみます。ウィッチブレイド
 >フィギュアが最初に紹介されたのっていつごろ
 >だったんだっけ?(汗 2006_7/10)


これまた予想通りの展開でした。 このままろくに調べもせず、記事も流されていく
と思います。 まぁ、クレイバーン・ムーアがコミック製作に関わっていた証拠を
調べる様ですが、コミック関連を調べた方がいいと思うのですが。 それよりも削除
した文中にあった・・・


 >アランムーア氏ってのはいるらしい。


これは流石にあの人も恥ずかしかったのでしょうか・・・


P.S.
コメント欄ですが、あの人のIP意外の方々は書き込み出来る様になっています。

*1:映画のクレジットにはムーアの名前は無い。 これはムーア自身が「映画とは関わりたくない」と意思表示した為である