劇場版 仮面ライダーW FOREVER 〜AtoZ 運命のガイアメモリ〜

 ※ ネタバレ若干含ム。 要注意!!!

今回は初日に観に行く事が出来ず、パンフレットも劇場購入見送り。 公式ネット通販で
注文してしまいました。 土・日を避け月曜日、3D上映と言う事もあってか、お客さんの
数は多くは無く。 まぁその分、ゆったり観賞出来たのですけど・・・


 3Dです!飛び出すんです!
思ったほど迫力ある映像にはならなかったなぁと言うのが正直な感想。 やっているアクション
やCGワーク、特殊効果、演出自体は良い味出ているので満足なんだけど、3D効果を付け足さなくて
も十分だったんじゃないかな?? 3Dで思い出すのが幼い頃劇場で観たキカイダー。 赤青セロハン
張り付けた紙製メガネで観た事は記憶してるんだけどね・・・ あの頃に比べたら技術も進歩したもん
ですなぁとノスタルジックに耽ってみたりして・・・ 話がそれましたね、申し訳ない。


 かなり面白いんです!
歴代劇場版平成ライダーの中ではトップに位置する位、良い内容じゃぁないかと思うんです。 尤も
”W”自体、娯楽性が高い作品で自由度が高いから、設定が変に足枷にならないという長所が劇場版
でも生きてくれたのでしょうが。 まぁ、スカルの登場とか、フィリップの心情とか、説明に困る
部分もある事はありますが・・・ トータルで見れば完成度は高い方かなと。


 エターナル、ジョーカー、そして・・・
劇場版恒例の新ライダー、「仮面ライダー・エターナル」と「仮面ライダー・ジョーカー」。
敵であるエターナルの方は兎も角、ジョーカーはどうするんだろうと思っていましたが、ドライバー
の件を除けば意外と無理無く出せた感。 活躍の方も思った以上で満足度高しw フィギュアーツ、
買っといて良かったかも・・ で、後番組からゲスト出演の「仮面ライダーOOO(オーズ)」ですが、
「劇場版ディケイド(大ショッカー)」のW以上に唐突な登場。 とは言え、「〜大ショッカー」の時
みたいな必要以上の無敵振りは抑えられており、あくまでも”助っ人”としての立ち位置をシッカリ
キープw 変身とフォームチェンジと必殺技を無難に紹介、次回作への期待を煽って退場すると言う
優等生ぶり。 今後夏の劇場版ライダーの通例になるとしたらこれ位が良いかと。 寧ろ、敵役の
ルナ・ドーパント=泉 京水の台詞回しが絶妙で、そっちの方が気になってしまいましたがな・・・


 チョッとだけラストに触れてみる
まぁ、いわゆる「その時奇跡が起こった!」なわけですが、個人的には嫌いじゃない展開ですし、
その”奇跡”に至るまでの”過程”に説得力ありますし、特に1話からずっとTVを観続けた人なら
尚更「あぁ、いいよなぁ」と感じる瞬間だったんじゃないでしょうかね・・・ フィリップじゃない
ですがラストのあのシーンは本当、ゾクゾクしましたよw


 あくまでも個人的ベストなので
先にも書きましたが歴代劇場版平成ライダーの中で上位に位置する良作かも。 この勢いで最終回、
そして次回作「オーズ」が良い方向に進んでくれたらと願うばかりですかね。