薄味、スターウォーズを語る:エピソード2

あの人のブログ、6月24日のエントリ「エピソードⅠ・Ⅱ」の後半部分について所感です。
前のエントリで一応「書く予定」と書いた手前、しっかり
書いておきませんと、あの人のブログの「ここに書く予定」
みたいにみっともない状態になりかねませんので早い内に・・・


 >ダースモール(ジェダイ2人との、レイパークの長刀を使った
 >演技は最高にすごい)


相変わらず「演技は最高にすごい」で書いた気でいるのがイタイです。
どこがどう凄かったのか、ちゃんと説明して欲しいものです。
ただ「凄い」を連呼するだけなら幼稚園児でも出来る事です。


 >(ナタリーポートマンこの作品でもめっちゃキレイです)


結局、これしかないのかと・・・


 >野蛮そのもののタスケンレイダーにアナキンの母親が
 >捕らえられていた。アナキンは野生そのものを憎悪
 >するようになっていき、


”アナキンが野生そのものを憎悪”という解釈はあまりにも突飛過ぎて
失笑してしまいました。 そう見えたのだから仕方ないのでしょうが・・・


 >ジャンゴは生殖行為によって生まれたのでは無い自らの
 >コピー(ボバ)を溺愛し、


ジャンゴがボバを「溺愛」と言う解釈もちょっと違和感を感じます。 そもそも
ジャンゴがボバをマンツーマンで育てる理由は教育プログラムでは育まれる事の
ない、賞金稼ぎとしての技術、知識を教え込み、もう一人の自分をつくり上げる
事です。 この関係はジェダイ(シス)のマスターとパダワンを意識した物と
解釈できます。 「自分はジェダイを越えてやる」という意志の表れとでも
言うのでしょうか。 その辺はオビ=ワンとジャンゴとの会話から感じたのです
が、あの人はそういった細かい部分はちゃんと見ているのでしょうか???


 >(実はカミーノ星の空港から、オビワンが首相ラマ・スーに
 >クローン兵の養成の光景を見せられるそのシーンは、東京
 >ビッグサイトのアトリウム外から中に入って、例のイベント
 >会場をまわって行った時の光景と殆ど同じである。
 >何故ルーカスが「クローン兵」の描き方をあのようにしたのかを、
 >もっと日本のオタクは考えるべきだと思うんだけども・・・
 >つまり、それは「確固たる自らを持たないから、イベントでコピー
 >にすぎない行為をやっている」(コピーなら生育に時間がかからず、
 >それなりにとりあえずは人並みの成長結果が出るから)という事実の、
 >SWによる指摘である・・・のかもしれない。→Ep3。多分。)


・・・ギャグですか? スターウォーズの1シーンが日本の同人イベントの風景
からヒントを得て、製作されたと言っています。 頭がおかしくなったのでしょう
か? 自分の知識、了見の狭さを世界中に晒して、恥ずかしくないのでしょうか?
呆れ果てて、開いた口が塞がりません。 一体、誰がこんな馬鹿発言に同調すると
思っているのでしょう。


 >酒場でオビワンにクスリを売りつけようとしたある異星人は、
 >なんでもかんでも物分りのいい男なわけで、それは痛烈な皮肉。
 >ここまで物分りがよく無くてもね;)

エピソード4:新たなる希望(最初のSW)を見ている人とは思えない超薄味な
お言葉。 あのシーン、リアリー世代(笑)ならニヤリとするシーンですぞ。


 >闘技場が何の暗喩かは、多分555の映画と殆ど同じなのですが・・・。


ここでももったいぶったフリをして結局、何かはハッキリ書いていません。
それはあの人自身、わかっていないからです。 わからないなら書く必要は
無いのに・・・


 >アクションシーンすごいよね、感動するし。
 >アナキンの2刀流がかっこいい。
 >ヨーダのアクションシーンもすごいんですが、


どこが凄くて、何故に感動したのか、説明していません。 本当に凄いと
思ったのか、本当に感動したのか、はなはだ疑問であります。


結局、「あの人」の他人と違う感想とやらは・・・
「凄い」「かっこいい」「感動した」「かわいい」
・・・位しか書かれていない、稚拙な文章の羅列でした。


もっと勉強してください。