仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王3(トリロジー) EPISODE YELLOW 〜お宝DEエンド・パイレーツ〜

※多少ネタバレ含み(主観)ですので、情報を遮断している方は退場推奨。


いよいよトリロジーも3作目、ディエンド編です。
最初に聞いた情報からは「ディエンド?何故?」と言うのが正直なモノでした。


主人公は海東大樹=仮面ライダーディエンド。 彼が2年前に”失ってしまった筈のお宝”を
守る為にデンライナーを強奪し、そこに良太郎達、さらには新組織「時間警察」からの戦士
「G電王」が介入し・・・ と言うのが大まかなストーリー。


実質、敵がG電王だけな事もあり、今回のアクションシーンは思ったより控えめ。 ただ、電王と
ディエンドのタッグ、特にディエンドの持ち味を生かした内容で密度は高い戦闘に仕上がっている
かな、と。 DEDコンプフォームはまぁ、コンプらしい、チート性能でしたねw


比重としては”海東メイン”な部分が大きいのですが、それでも”電王らしさ”みたいな部分は
シッカリ残っていて・・ これって主役が「門矢士」でなく「海東大樹」だからなのかもしれませんね。
良くも悪くも「仮面ライダーディケイド」と言う作品内におけるキャラクター「海東大樹」の立ち位置
の微妙さ(?)故に、キャラクターの持つ自由度の高さが今作で電王エピソードとして溶け込んだと
でも言えば良いのでしょうか・・・ ん〜、変に書くと誤解されそうですけど、個人的には海東って
好きなキャラなんですけどね・・


ドラマとしての見どころはやはり、海東が守ろうとする”お宝”ですね。 この辺、海東があえて
真意を口に出さないクールさがあってもう最初から最後まで海東のターンって感じで楽しめました。


残念な部分は前エピソード:RED、BULEで散々引っ張っていた「オーナーと駅長の企み」の
オチが弱い割に尺を取っていた事と、「過去の海東がお宝を盗む」シーンが4回も出てくる事でしょうか。
どちらもある程度省けたのでは?その分別のシーンに割けたのでは?と疑問に感じずにはいられません・・・
まぁ、あくまでも個人的な見解ですので。



画像はトリロジー3作品のパンフレット・・・ 右はDVD付きの限定版(Ep−YELLOW)。
次回は8月、恒例の劇場版:ライダー&戦隊です。 まぁ、それ以外にも観たい映画はあるわけで・・・


でわ。